食肉のあれこれ#3よりつづき・・・
今日は11月29日。「イイニク」ということでにお肉の日。
牛肉のお話、テレビ番組でグルメのレポート、焼肉屋さんで「1頭でわずかしか取れない貴重なお肉なんです!」っていうフレーズを聴くと思うんですが・・・食肉担当者の仲間内では「そんなこというと、どこの部分肉もぜ~んぶ貴重な肉になるやんなぁ」って言うてます 😎
そうなんです。細分化すればわずかしか取れない肉はどこの部分でもあります。
例:モモと言っても…外モモ、内モモ、ランプ、マルの4部分に別れていて、さらに細分化すれば…ランプで言えば「ランプ芯」「イチボ」。マルなら「マル芯」「ヒウチ」。etc.
ヒウチなんか1頭で食べられる部分は正味2~3kgとれるんやろか?っていうくらい。
ちなみに日本国内の牛は食肉用の枝肉になる時、1頭で約500kg(個体差はあります)です。
後日#5へ続く