食肉のあれこれ#2

食肉のあれこれ#1より続き 松坂牛はなぜあのように値段が高いのか…厳選した飼料で肥育し、雄や去勢は使用しなくて、さらに子を産んだことのない雌牛のみを出荷しているからですね。松阪牛の肥育期間は約3年という長いこ … “食肉のあれこれ#2” の続きを読む

食肉のあれこれ#1より続き

松坂牛はなぜあのように値段が高いのか…厳選した飼料で肥育し、雄や去勢は使用しなくて、さらに子を産んだことのない雌牛のみを出荷しているからですね。松阪牛の肥育期間は約3年という長いことも関係しております(通常の和牛は肥育日数は約2年)。なので、松阪牛として表示されているのにDNA検査して雄と判明したなら…それは虚偽です。

牛肉が他の畜種よりもお値段が高いのは、肥育期間が長く、その分 飼料も多く消費しますし、そのほかの手間もかかるからですね。今や畜産農家は減っていってるので、国産牛が足らずに価格上昇を招いております。畜産農家は相手が動物なので、お正月もお盆も1日たりとも休むことはできません。もちろん旅行なんてできるはずもありません。そういう事情を少しでも知っていただけたらと思います。

スーパーを苦手とする旦那様でもわかる豆知識のコーナー!
「霜降り肉」とは…赤身の中に小さな脂肪分が点々とあるお肉のことです。霜が地面に降っているように見えるのを、牛肉にも同じように見立ててそう呼ばれているようです。別名に「サシ」とか「カノコ」とか言ってる時もあります。霜降りの脂肪分は甘味があり、食感がやわらかくなるので、一般的に日本人好みです。特にすき焼きにする時 霜降り肉は人気です。霜降り肉はたしかにやわらかくて霜降り部分の脂肪に甘味があっておいしんですが、高級牛なのがネックですね~。なので旦那様、やわらかくておいしい牛肉を召しあがっていることもあろうかと思います。高いお肉なんですヨ。松坂牛は霜降りが強すぎて、ほぼ脂肪食べてるのと同じですワ。基本的にお肉が柔らかいのは霜降りの脂肪とお考えください。

後日#3へ続く