スーパーのカラクリ#1

今日は少々、気温は戻している感じ。自宅で半袖でもいけてますし。 物事にはいろんなカラクリがあると思います。自分の職業であるスーパーについてのカラクリを書こうと思います。 自分たちが扱っている生鮮食料品。青果・精肉・鮮魚・ … “スーパーのカラクリ#1” の続きを読む

今日は少々、気温は戻している感じ。自宅で半袖でもいけてますし。

物事にはいろんなカラクリがあると思います。自分の職業であるスーパーについてのカラクリを書こうと思います。

自分たちが扱っている生鮮食料品。青果・精肉・鮮魚・惣菜。これらはそのほとんどが調理・加工が必要なものがほとんどです。

まずは惣菜。

案外、イチから調理しているように思われるんですが・・・メーカーで製造されたものを真空パックで納品され、それを小分けしてパック詰めして販売いる商品が多くなってます。一例でいえば、赤飯・野菜サラダ・煮物・ポテトサラダ、ほうれん草のおひたし、切干大根なんかもそうです。イチから作って、あんなにたくさんのアイテムが作れるなんてありえません。

最近ではおはぎも惣菜で売られてますね。おはぎは冷凍されているのもを解凍し、パック詰めしているだけ。お寿司のネタの一部もそうです。しゃりは握りマシーンがあって、機械が握ってくれます。あとはネタを乗せるだけ。

お弁当も全部できあがっている工場製のものもありますし、店の加工場で作られたものもありますが、手作りはメインのおかずとご飯だけ。付け合わせは工場製を使ってます。ご飯を入れるだけで完成するお弁当もあります。一部でも店側で手を加えれば、表示ラベルの「加工者」のところに、お店の名前と所在地を入れないといけないので、表示ラベルを見ればわかると思います。一方、完全工場製のお弁当は工場の名前と所在地が入ってます。

揚げ物は冷凍品を揚げるだけ。コロッケ、エビフライ、トンカツなどのフライものはすでに衣がついてあるので、そのまま冷凍品を揚げるだけ。鶏の唐揚げだけは手作りです。天ぷらは衣を付けてあげます。ちなみに衣には氷入りです。揚げる油は弊社の場合 二日に一度、交換します。

惣菜は手順が決まっていて、何分焼くとか何分漬け込むとか作業マニュアルが決まっているので、覚えるのが大変なんですね。家庭の料理みたいに目分量などということはできません。作業場で野菜きざんだりとか主婦業ができれば「簡単にできるでしょ」的な考えのもとで入ってくるパートさんは面食らいます。そういう人は早期に辞めていきます。惣菜は見目よりも厳しいのです!

後日#2へ続く