いまメインで使っているデスクトップパソコン。2007年に購入したOSがWindows Vista。結構古くなってきました。さすがに処理が追い付いていない感じで。Windows 7にアップグレードしてもいいのですが、今となっては処理が遅いCPU(Core 2 Duo E8400)なので、これは致命的ということで、半年以内に買い換えようかと。
それまではどうにかこうにか使わなきゃいけない。
でも内蔵ファンの音がかなりウルサイ。隣の部屋からも聞こえるくらいモノすごい騒音。。。ということで、そのウルサイ原因と思われるCPUファンを交換することに。
さっそくパソコンパーツのショップへ行って購入。CPUファンならどれでもいいというのではなくて、CPUの規格(ソケット)があるので、自分のCPUはソケットは「LGA775」、TDP(最大放熱量)が65W。CPUが古いので、その規格に合うファンがまだあるのかなと思ってましたが、あったx2。値段は1000円強(税込み)。もっといいファンがあるんでしょうが、このあと寿命の短いPCなので、これで間に合わせる。
まずはパソコンの右横のフタを開ける。ふたつのツメをスライドさせたら開けられるという簡単構造。
フタを開けたらこんな感じ。黒いCPUファンが見えます。
(1)はCPUファン。これを外して交換します。赤丸番号のちょうど下に丸っこい足があります。これを回して外します。全部で4本。(2)はパソコンケースのファンで熱気を外に出す役割。(3)は電源ファン。(4)はメインメモリで2枚入っていて2GBx2で計4GBですがWindows Vistaの32bitなので、3GBまでしか認識しない。メモリもどれでも入るんでなくて入れられる型番があります。
CPUファンを外したところ。パソコンの頭脳ともいえるマザーボードに取り付けられた状態のCPU。
外したCPUファン。ヒートシンクと一緒にくっついるので、ファンだけの交換は不可。矢印は基盤の取り付ける足。
CPUのファンの裏側のCPUと接触する部分にCPUグリスを塗ります。何のために塗るのかといえば、熱伝導をよくするため。塗らないとファンが回っていてもCPUの温度が急上昇して安全装置が働きエラーが出て止まります。
CPUファンを取り付けたところ。足を4本グッと押し込むだけ。意外と簡単です。
マザーボード(基盤)のコネクタへCPUファンの電源をつなぎます。
CPUファンの電源をつないだところ。つなぐにはラジオペンチがあったほうがラクです。
CPUファンの上にあったフードを取り付けてあとは元のフタを締めるだけ。
作業そのものは30分もあればできます。
実際に電源を入れて動作テスト。ビックリするくらいファンの動作音が静かになりました。